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個人サロンの方々がもらえる使える!小規模事業者持続化補助金&事業再構築補助金制度について
今回は、個人事業主や個人サロンの方々が使える補助金制度についての話です。
ちなみに個人サロンの方が使える補助金ですが・・・
使えるものには色々あります。
●創業補助金
●小規模事業者持続化補助金(これはもうご存じの方も多いと思います)
●ものづくり補助金
●各自治体ごと独自の補助金
●IT導入補助金
など。
これ以外にも色々なものがあります。
今回出た目玉の補助金とは?
そして今回出た目玉の補助金がですね?
以下のものです。
●事業再構築補助金
●小規模事業者持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠)
特に「小規模事業者持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠)」は個人サロンの方達は申請しやすいと思います。
その一方で「事業再構築補助金」はですね?
事業変換とか新たな取り組みをしないといけないのと書類の数が大変沢山あるようです。
なので「続化補助金」に比べるとかなり敷居が高くなります。
事業再構築補助金とは?
【事業再構築補助金とは?】
簡単に言うと、
『新分野展開や業態転換、事業・業種転換などの取り組み、事業再生、またはこれらの取り組みを通じた規模の拡大を目指す企業や団体を支援』
する目的で作られた補助金です。
分かりやすくこの事業再構築補助金を利用するイメージとしてですね?
以下のような例を挙げると、
■飲食店
弁当のデリバリー形式に業態を転換
■エステサロン
来店せずにお客さんで自分で施術ができるようになるための動画サービスを配信
このように、コロンの影響を受けてですね?
ビジネスモデルの転換や感染防止対策に取り組む費用を補助するものとなっています。
また、補助対象の経費を一部紹介すると、
主要経費として、
・建物費(建物の建築・改修にかかる費用)
・建物撤去費
・設備費
・システム購入費
関連経費としては、
・外注費(製品開発に要する加工、設計等の経費)
・技術導入費(知的財産権導入にかかる経費)
・研修費(教育や訓練等)
・広告宣伝、販促費(広告作成や媒体掲載、展示会出展等)
・リース費
・クラウドサービス費
・専門家経費
などが挙げられます。
事業再構築補助金の対象となる条件
また、事業再構築補助金の対象となる条件は、以下の要件をすべて満たす必要があります。
●申請前の直近6ヵ月間のうち、任意の3ヵ月の合計売上高が、コロナ以前の同3ヵ月月の合計売上高と比較して10%以上減少している中小企業等。
●事業計画を認定経営革新等支援機関や金融機関と策定し、一体となって事業再構築に取り組む中小企業等。
●補助事業終了後3~5年で付加価値額の年率平均3.0%(一部5.0%)以上増加、又は従業員一人当たり付加価値額の年率平均3.0%(一部5.0%)以上増加の達成。※付加価値額とは、営業利益、人件費、減価償却費を足したもの指します。
これらすべての要件を満たす必要性があります。
事業再構築補助金の補助金額と補助率について
次に、補助金額と補助率について説明していきます。
事業再構築補助金の補助金額等はですね?
基本的に中小企業と中堅企業の2つに分類されていて、それぞれに『通常枠』と『卒業枠』という2つの枠があります
多くの人は中小企業の『通常枠』に該当するかと思います。
それぞれの『通常枠』と『卒業枠』について簡単に解説をします。
通常枠 補助額100万円~6000万円 補助率2/3
卒業枠 補助額6000万円超~1億円 補助率2/3
【補足】卒業枠とは400社限定で、事業計画期間内に、1;組織再編、2:新規設備投資、3:グローバル展開のいずれかにより、資本金又は従業員を増やし、中小企業から中堅企業へ成長する事業者向けの特別枠です。
この「事業再構築補助金」に関しては上限枠がかなり大きいのでチャレンジする価値はあると思います。
小規模持続化補助金の「通常枠」と「低感染リスク型ビジネス枠)」の違いとは?
それでは次にですね?
通常の小規模持続化補助金の「通常枠」と「低感染リスク型ビジネス枠)」それぞれの違いを簡単に掲載しておきますね。
●小規模事業者持続化補助金(通常枠)
補助額:50万円
補助率:2/3
補助対象経費:小規模事業者等が経営計画を作成して取り組む、ポストコロナを踏まえた 新たなビジネスやサービス、⽣産プロセスの導⼊等の取組
●小規模事業者持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠)
補助額:100万円
補助率:3/4
補助対象経費:小規模事業者等が経営計画を作成して取り組む、ポストコロナを踏まえた 新たなビジネスやサービス、生産プロセスの導⼊等の取組
低感染リスク型の補助金の方が条件が断然有利です。
ちなみに公募要領はすでに先月に公表されてます。
もし「小規模事業者持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠)」を申請する方がいらっしゃるのであればですね?
第1回受付締切:2021年 5月12日(水)
こちらになりますので是非ともトライしてみて下さい!
なお公募は1年で6回ありますが・・・・
こうした補助金は予算枠が限られてます。
なので後半になればなるほど予算枠が無くなり、採択率も悪くなっていきます。
私がいつも言うように1回目が狙い目なのです!
「善は急げ!」です!