個人サロンオーナーさんのためのメニュー値段設定の重要なポイントとは?
サロン経営においてはですね?
実を言いますと、「集客」と同じぐらい重要なのが「値段設定」です。
このサロンメニューの価格決めは、サロンを運営していくために重要なポイントです。
「業界的にはこのくらいの値段設定が妥当かも?」という安易な考えで値段設定をしては危険です。
あなたのサロンを安定的に経営できるような値段設定のポイントをですね?
今回は4つの失敗するケースをもとに解説していきたいと思います。
価格設定の4つの失敗パターンとは?
そもそも価格設定の4つの失敗パターンは以下のようなケースがあります。
●お客様の立場になって値段を設定する
●自分のレベルで受け取れる値段設定にしてしまう
●近隣のライバル店の相場を目安にしている
●メニュー内容から値段を決めている
では、それぞれについて解説していきたいと思います。
●お客様の立場になって値段を設定する
実は開業したばかりのサロンオーナーさんはよくこの失敗をしてます。
その結果、単価をあげられずに安い価格でサービスを提供する時期が長かったりもします。
仮にですね?
もし自分がお客様だった場合に自分のサービスがその値段で欲しいかどうかは、サービス提供において関係ないのです。
たとえば、どうしても夏までに痩せたいと思っている人にダイエット効果のあるサービスを提供すればどうでしょうか?
その方は、おそらく高額なお金を出してでもサービスを購入したいと思うはずです。
その反対に、今すぐ痩せたいと思っていない方に対してですね?
ダイエット効果があるサービスを提供しても、欲しいとは思わないはずです。
このように同じサービスによってもですね?
その人それぞれによって価値が違うので自分基準で値段を決めてしまうのはよくありません!
「自分がその値段で買う」=「お客様もその値段で買う」
では決してないということを理解しないといけません。
なので、大事な考え方としては、
「自分が提供しているサービスは、一体誰のためのサービスなのか?」
という視点で値段を考えることです。
●自分のレベルで受け取れる値段設定にしてしまう
これはお金のメンタルブロックがある方によくあるいケースです。
自分が受け取れる金額に設定にしているパターンです。
「私の今のレベルでこんなにお金は頂けない・・・」
「お金をたくさんいただくことは悪いことなんじゃないか?」
といったメンタルブロックが強くて、値段を安く設定してしまうケースが多々あります。
●近隣のライバル店の相場を目安にしている
私がこれまでサロンオーナーさんの相談に乗ってきた中で、このケースもとても多いです。
自店の近隣の周辺エリアの値段相場をみて、同じくらいもしくはそれよりも安く設定してしまうパターンです。
ここで大事なことはですね?
何も周りの値段に合わせたり、それよりも安くすることではありません!
あなたのサロンの価値を伝えて、
「高単価でも通いたい!」
といわれる魅力的なメニューをつくることです。
そのためには、あなたのお客様の悩みを徹底リサーチした上でその悩みを解決できるメニューを提供しましょう!
●メニュー内容から値段を決めている
たとえばよくあるのがですね?
「90分の施術なので、10分1000円だとして、9,000円」
みたいな値段の設定の仕方です。
ある意味このケースもですね?
相場感を目安に値段設定をしているに似ています。
いかがでしょうか?
今のあなたのサロンの値段設定はどのケースに当てはまってるでしょうか?
サロン経営を成功させる正しい価格設定方法
これまで述べてきた値段設定4つの失敗ケースに共通していることはですね?
そもそも値段格が後づけだということです。
サロン経営を成功させるためにはですね?
メニューの正しい値段設定は価格を先につけることです!
もう少し解説するならですね?
つまり売上目標から逆算して、値段を先に決めてからメニューの内容を構成するという流れです。
たとえばあなたのサロン店の目標を月商30万円とします。
この場合、月20日間稼働すると、1日に15,000円の売上で目標が達成します。
仮に1日2名のお客様が対応できるのであれば、価格は7,500円でもOKなのです。
しかし現実的には20日間フル稼働し、1日2名の予約が必ずしも常に入るとは限りません!
なので、ここでは仮に7〜8割は予約が入るとします。
20日間の7割稼働は14日です。
14日間で売上を30万円つくるには、
20万 ÷ 14日 = 21,428円
この計算でいくと1日あたり21,428円が必要になりますよね?
1日2名であれば10,714円という計算になります。
なのでこの場合でいけばですね?
大体10,000円~11,000円くらいの値段設定をすると、目標達成が出来ることになります。
そしてその値段に見合ったサロンのメニューを構築していけばいいわけです。
このように、サロンの目標金額から逆算して値段設定を考えていきましょう!
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