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「数字を見ていないサロンは99%潰れます」美容室オーナーが今すぐチェックすべき経営指標とは?
美容サロン経営者の皆さん、毎日本当にお疲れ様です。
朝から晩まで、お客様の施術に追われて、気づいたら一日が終わっている。
そんな日々を送っていらっしゃる方も多いんじゃないでしょうか?
技術を磨くこと、お客様に満足していただける接客をすること。
これらはもちろん、サロン経営において絶対に欠かせない要素です。
でも、ここで一つ質問させてください。
あなたは自分のサロンの数字、ちゃんと把握していますか?
「数字を見るのは正直苦手で…」
「うちは売上も伸びてるし、なんとなく大丈夫だと思うんですよね」
こういう声、実は本当によく聞くのです。
でも、はっきり言わせていただきます。
これ、めちゃくちゃ危険な状態です。
なぜかというと、数字を見ない経営というのは、地図もコンパスも持たずに航海に出るようなものだからです。
たまたま順風に恵まれているうちはいいんですが、ちょっとした環境の変化であっという間に迷子になってしまう。
最悪の場合、気づいたときには手遅れ、なんてことも珍しくありません。
私はサロン専門のコンサルタントとして、これまで数え切れないほどのサロンオーナー様とお話ししてきました。
その中で痛感しているのが、成功しているサロンと苦戦しているサロンの決定的な違いは、「数字を正しく把握し、それに基づいて戦略を立てているかどうか」です。
今日は、個人サロンを経営されている方、そして多店舗展開を目指している、あるいはすでに複数店舗を運営されているオーナー様。
それぞれのフェーズで何を、どう見るべきなのかを徹底的に解説していきます。
個人サロン経営者が最優先で把握すべき「3つの基本指標」
まずは個人サロンを経営されている方向けに、絶対に押さえておくべき基本中の基本、3つの指標からお話ししていきましょう。
◆総売上:すべての出発点となる数字
これ、当たり前すぎて「そんなの知ってるよ」って思われるかもしれません。
でも、意外とちゃんと把握できていない方が多いんです。
総売上というのは、シンプルにお客様からいただいた売上の合計です。
月間でいくら売り上げたのか?
この数字が、すべての経営判断の土台になります。
なぜこれが重要かというと、年間の売上計画を立てるとき、経費のバランスを考えるとき、すべてこの総売上が基準になるからなんです。
例えば、「今月は80万円売り上げた」という事実がわかって初めて、「人件費に30万円使ってるから、比率としては37.5%だな」という判断ができるわけです。
意外と多いのが、感覚で「今月は良かった気がする」「先月より悪かった気がする」って判断しちゃってるケース。
でも、「気がする」じゃダメなんです。正確な数字を毎月記録して、推移を見ていく。これが経営の第一歩です。
◆客単価:お客様一人あたりの価値を知る
次に客単価です。これは総売上を来店人数で割った数字です。
例えば、月の売上が80万円で、来店人数が100人だったら、客単価は8,000円です。
なぜこの数字が大事かというと、売上を上げる方法は大きく分けて2つしかないからです。
一つは来店人数を増やすこと。もう一つは客単価を上げること。
そして実は、客単価を上げる方が圧倒的に効率がいいです。
来店人数を増やすためには、広告費をかけて集客しなきゃいけません。
でも客単価は、今来てくださっているお客様に対して、プラスアルファのメニューを提案したり、ホームケア商品をおすすめしたりすることで上げられるのです。
広告費ゼロで売上アップができるわけです。
例えば、客単価を7,000円から8,000円に上げられたら、月100人のお客様で10万円も売上が増えるもです。
この意識があるかないかで、経営の安定性が全然違ってきます。
◆来店人数:集客力とリピート力の現状
3つ目が来店人数です。これは単純に「今月何人のお客様が来てくださったか」という数字なんですが、ここで大事なのが内訳です。
新規のお客様が何人で、リピーターのお客様が何人か。これを分けて把握することが超重要です。
なぜかというと、新規集客とリピート定着、どちらに課題があるのかが一目瞭然になるからです。
例えば、新規のお客様は毎月20人来てくださっているのに、リピーターが60人しかいないとしたら、「新規は取れてるけど、リピートが弱いな」って判断できるわけです。
逆に、リピーターは安定して80人いるけど、新規が月5人しか来ないとしたら、「リピートは取れてるけど、新規集客を強化しないと成長が止まるな」って課題が見えてきます。
この3つの数字、本当に基本なんですが、これをちゃんと毎月記録して見ているだけで、あなたのサロン経営の解像度はグッと上がります。
サロンの収益性を高める「効率と定着」の重要指標
基本の3つを押さえたら、次のステップです。
ここからは、サロンの効率性と、お客様がどれだけ定着しているかを測る指標について解説していきます。
◆リピート率:サロンの健康状態を示すバロメーター
はっきり言います。
リピート率は、個人サロン経営において最も重要な指標です。
これが低いサロンは、どんなに頑張って集客しても、ザルで水をすくっているようなものなのです。
リピート率の計算方法は、前月に来てくださった新規のお客様のうち、当月に再来店してくださった方の割合です。
例えば、先月新規のお客様が10人来てくださって、今月そのうち7人が再来店してくださったら、リピート率は70%ということになります。
で、優良店の目安なんですが、個人サロンの場合は60%から70%を目指してほしいです。
もしあなたのサロンのリピート率が50%を切っているとしたら、これは赤信号です。すぐに改善に取り組まないといけません。
なぜこれほど重要かというと、新規のお客様を獲得するコストって、実はかなり高いです。
ホットペッパービューティーなどのポータルサイトを使えば、一人獲得するのに数千円、場合によっては1万円以上かかることもあります。
でも、その新規のお客様が一回しか来てくださらなかったら、完全に赤字です。
逆に、リピート率が高いサロンは、新規集客にかけたコストを回収できるだけでなく、長期的に大きな利益を生み出してくれます。
リピート率が低い原因は、技術の問題、接客の問題、アフターフォローの問題、あるいは価格設定の問題など、いろいろ考えられます。
でも、この数字を把握していなければ、そもそも問題があることすら気づけないわけです。
◆稼働率:売上の伸びしろと限界点を測る
次に稼働率です。これは、あなたのサロンの施術スペースやベッドが、営業時間中にどれだけ稼働しているかを示す指標です。
計算方法は、実際に施術に使った時間の合計を、営業可能な時間の合計で割ります。
例えば、営業時間が10時から19時までの9時間で、実際に施術していた時間が7時間だったら、稼働率は約78%ということになります。
個人サロンの場合、目指すべきは100%です。
「えっ、100%なんて無理でしょ」って思われるかもしれません。
ですが、経費を最小限に抑えて運営している個人サロンにとって、稼働率を最大化することが利益を最大化する最も確実な方法です。
この稼働率が何を教えてくれるかというと、「今の店舗規模で、まだ売上を伸ばせる余地があるのか、それともすでに限界なのか」ということです。
もし稼働率が90%を超えているとしたら、これ以上予約を詰め込むのは難しいですよね?
そうなったら、売上を上げる方法は客単価を上げるか、スタッフを増やすか、店舗を拡大するか、という選択肢になってきます。
逆に稼働率が50%とか60%だったら、まだまだ集客で伸ばせる余地があるということです。
広告投資を増やしたり、SNSでの発信を強化したりすることで、同じ経費のまま売上を大きく伸ばせる可能性があるわけです。
経営を圧迫しないための「経費の適正比率」
売上を追いかけるのも大事なんですが、それと同じくらい、いや場合によってはそれ以上に大事なのが、経費のコントロールです。
どんなに売上が多くても、経費が膨らみすぎていたら利益は残りません。ここでは3つの重要な経費比率について解説します。
◆人件費率:適正な人件費で持続可能な経営を
人件費率は、人件費の合計を総売上で割った数字です。目安は35%以内です。
これを超えてくると、経営はかなり厳しくなってきます。
「でも、スタッフさんには気持ちよく働いてもらいたいし…」その気持ち、すごくわかります。
でも、人件費率が40%、50%になってしまったら、そのサロン自体が続けられなくなるわけです。
結果的にスタッフさんも困ることになります。
大事なのは、売上に見合った人件費になっているかどうかです。
もし人件費率が高すぎるとしたら、選択肢は2つです。
一つは、売上を上げること。
もう一つは、人件費を見直すこと。
どちらも簡単じゃありませんが、この数字を把握していなければ、そもそも改善のスタートラインに立てません。
特に注意してほしいのが、「売上が落ちているのに人件費はそのまま」というパターンです。
これ、本当に危険です。
売上が100万円から80万円に落ちたのに、人件費が40万円のままだったら、人件費率は40%から50%に跳ね上がります。
こうなると、他の経費を払うお金がなくなって、一気に資金繰りが苦しくなるわけです。
◆家賃比率:固定費の重さを常にチェック
家賃比率は、家賃を総売上で割った数字です。
理想は10%以下です。
なぜこれが重要かというと、家賃は毎月絶対に払わなきゃいけない固定費だからです。
売上が上がろうが下がろうが、関係なく同じ金額が出ていきます。
例えば、月の家賃が15万円のサロンだったら、最低でも月150万円の売上がないと、家賃比率10%は達成できません。
もし売上が100万円しかなかったら、家賃比率は15%になってしまいます。
特に個人サロンの場合、家賃の比率が高いと本当に苦しいです。
人件費は売上に応じて調整できる余地がありますが、家賃は契約で決まっています。
だからこそ、物件を選ぶ段階で、「この家賃なら月いくらの売上が必要か」をしっかり計算しておく必要があるのです。
もしすでに家賃比率が15%を超えているとしたら、売上を大幅に上げるか?
次の更新のタイミングで家賃交渉をするか?
場合によっては移転を検討する必要があるかもしれません。
それくらい、この数字は経営に大きな影響を与えます。
◆広告費比率:投資効果を常に検証する
広告費比率は、広告費を総売上で割った数字で、目安は8%前後です。
新規のお客様を獲得するためには、ある程度の広告投資は必要です。
でも、使いすぎると利益が出なくなるし、使わなすぎると新規が来なくなる。
このバランスが難しいわけです。
ここで大事なのが、先ほど説明したリピート率とセットで考えることです。
例えば、広告費を月10万円使って、新規のお客様を20人獲得したとします。
一人あたりの獲得コストは5,000円です。
で、その20人のうち、リピート率が70%だとしたら、14人は次も来てくださる計算になります。
客単価が8,000円だとして、その14人が年間6回来てくださったら、一人あたり48,000円の売上になります。
最初の獲得コストが5,000円だったわけですから、十分にペイできます。
でも、リピート率が30%しかなかったらどうでしょう。
20人のうち6人しかリピートしないことになります。
これだと、広告費の回収が全然できません。
つまり、広告費比率が適正かどうかは、リピート率と組み合わせて判断しないといけないわけです。
多店舗展開のオーナーが把握すべき「組織と成長の指標」
ここからは、すでに複数店舗を運営されている方、あるいはこれから多店舗展開を目指している方向けの内容です。
個人サロンの指標に加えて、さらに把握すべき指標があります。
◆店舗別損益分岐点売上:各店舗の健康状態を正確に把握
多店舗展開で一番危険なのが、全店舗の数字を合算して見てしまうことです。
「全体では黒字だから大丈夫」って思っていたら、実は3店舗のうち1店舗が大赤字で、他の2店舗の利益を食いつぶしている、なんてことがよくあります。
だからこそ、店舗別に損益分岐点売上を計算することが超重要です。
損益分岐点というのは、黒字になるために最低限必要な売上のことです。
例えば、A店は家賃が安くて人件費も少ないから、月80万円で黒字化できる。
でもB店は駅前の一等地で家賃が高いから、月150万円ないと黒字にならない、みたいなことがあるわけです。
この数字を店舗ごとに把握していると、
「B店は今月120万円だったから赤字だな。来月は広告を増やして集客を強化しよう」とか。
「A店は毎月安定して100万円超えてるから、次の出店の参考にしよう」といった判断ができるようになります。
全店舗に同じ売上目標を設定するのは、実は非効率です。
立地も違えば、家賃も人件費も違う。それぞれの店舗に合わせた目標設定をすることが、組織全体の利益を最大化するコツです。
◆スタッフ別生産性:公平な評価と組織力の最大化
多店舗展開で必ず直面するのが、スタッフの評価とモチベーション管理です。
ここで威力を発揮するのが、スタッフ別の生産性を数値化することです。
計算方法はいろいろありますが、シンプルなのは「そのスタッフの売上÷勤務時間」で人時売上高を出す方法です。
例えば、Aさんは月に80万円売り上げていて、勤務時間が160時間だったら、人時売上高は5,000円です。
Bさんは月に60万円売り上げていて、勤務時間が120時間だったら、人時売上高も5,000円で同じです。
この数字を見ることで、何がわかるかというと、「誰が本当に生産性が高いのか」が一目瞭然になるのです。
単純に売上額だけで評価すると、フルタイムで働いている人が有利になっちゃいます。
そして、この数字を使って公平なインセンティブ制度を作ることができます。
生産性が高いスタッフには高い歩合を払う。そうすることで、頑張っている人が正当に評価される組織になるわけです。
これ、スタッフのモチベーションと定着率に直結します。
逆に、生産性が低いスタッフや店舗には、集中的な教育やサポートを入れることで、全体の底上げを図ることができます。
感情論じゃなく、数字に基づいた公平な評価と育成。これが組織を強くする秘訣です。
◆LTV(顧客生涯価値):真の顧客価値を理解する
LTVというのは、Life Time Valueの略で、一人のお客様が生涯でどれだけの価値を生み出してくれるかを示す指標です。
これ、多店舗展開においては絶対に把握すべき数字です。
計算方法の一例は、「客単価×平均来店頻度×平均利用期間」です。
例えば、客単価が7,000円で、年間12回来てくださって、平均2年間通ってくださるお客様のLTVは、7,000円×12回×2年=168,000円になります。
このLTVが何に使えるかというと、広告投資の判断です。
例えば、LTVが168,000円のお客様を獲得するために、広告費を10,000円使うのは妥当でしょうか?
答えは「全然あり」です。
だって、10,000円の投資で168,000円のリターンが見込めるわけですから。
でも、もしLTVが20,000円しかないお客様(客単価5,000円、年4回、1年間)だったらどうでしょう。
10,000円の広告費をかけて獲得しても、利益はほとんど出ません。
むしろ赤字になる可能性もあります。
多店舗展開の場合、新規集客は本部が担当して、リピート定着は各店舗の役割、という風に役割分担を明確にすることが多いです。
このとき、LTVを最大化するためには、本部は質の高い新規客を獲得し、現場はリピート率を上げる努力をする、という連携が必要になります。
拡大期に必須の財務指標:キャッシュフローと投資回収
店舗を拡大していくフェーズでは、利益だけじゃなく、資金の流れ、つまりキャッシュフローに関する指標が極めて重要になってきます。
◆初期投資回収期間:成長スピードを決める鍵
新しい店舗を出すとき、内装工事や設備購入で数百万円、場合によっては1,000万円以上の初期投資が必要になります。
この初期投資を、何ヶ月で回収できるのか。これが初期投資回収期間です。
計算方法はシンプルで、「初期投資額÷月の平均利益」です。
例えば、初期投資が600万円で、月の平均利益が100万円なら、回収期間は6ヶ月ということになります。
で、理想的な回収期間なんですが、3ヶ月程度を目指してほしいです。
「えっ、3ヶ月なんて無理でしょ」って思われるかもしれませんが、これは成長スピードに直結する数字です。
なぜかというと、回収期間が短ければ短いほど、次の投資に回せる資金が早く戻ってくるからです。
3ヶ月で回収できれば、年間で4回の出店が理論上可能になります。
でも回収に12ヶ月かかっていたら、年に1店舗しか出せません。
もちろん、立地や規模によって初期投資額は変わりますし、安定するまでの期間も違います。
でも、この回収期間を常に意識して、「どうすればもっと早く回収できるか」を考えることが、拡大期の経営では必須です。
◆既存店と新店の成長スピード比較:次の出店精度を上げる
多店舗展開で失敗しないためには、データの蓄積と分析が欠かせません。
特に重要なのが、新しい店舗を出したときに、既存店と新店それぞれがどういう推移を辿ったかを記録することです。
よくあるパターンとして、新店を出したら既存店の売上が一時的に下がる、というケースがあります。
なぜかというと、オーナーやマネージャーの注意が新店に向いて、既存店のフォローが手薄になるからです。
あるいは、優秀なスタッフを新店に異動させたことで、既存店の技術力やサービスレベルが下がる、なんてこともあります。
こういった変化を数字で把握しておくことで、次の出店時には「新店の立ち上げ中も、既存店のマネジメントを維持する体制を作ろう」とか、「人材の配置をもっと慎重に考えよう」といった改善ができるわけです。
また、新店が何ヶ月で黒字化したか、というデータも超重要です。
1号店は6ヶ月かかったけど、2号店は4ヶ月で黒字化できた。
なぜなら、1号店の経験を活かして、オープン時の販促を強化したから。
こういう学びを積み重ねていくことで、出店の成功確率がどんどん上がっていくわけです。
まとめ:数字を羅針盤に、次の成長へ!
ここまで、個人サロンから多店舗展開まで、各フェーズで把握すべき重要指標について詳しく解説してきました。
最後に、もう一度整理しておきましょう。
個人サロンのフェーズでは、リピート率と稼働率が最重要です。
顧客がちゃんと定着しているか、そして今の店舗規模で売上を最大化できているか?
この2つを徹底的に追求することが、安定経営への道です。
そしてどのフェーズでも共通して重要なのが、人件費率を35%以内にコントロールすること。
これができていないサロンは、どれだけ売上が伸びても利益が残りません。
固定費をしっかり管理することが、利益体質を作る基盤になります。
多店舗展開のフェーズでは、店舗別の損益分岐点売上を把握することで、弱い店舗を早期に特定して改善できます。
全体の数字だけ見ていると、赤字店舗の存在に気づくのが遅れて、大きな損失を被ることになりかねません。
そして、スタッフ別の生産性を数値化することで、公平な評価とインセンティブ制度を構築できます。
これが組織力を最大化し、優秀な人材の定着につながります。
拡大期には、LTVと初期投資回収期間が鍵になります。
広告投資の費用対効果を正しく判断し、資金効率を最大化することで、持続可能な成長を実現できるんです。
美容サロン経営は、感情論や経験則だけで行うものではありません。
もちろん、お客様への想いや、技術への情熱は大切です。
でも、それだけでは生き残れないのが現実です。
これらの数字は、あなたのサロンが今健康なのか、どこに課題があるのか?
次にどこへ向かうべきなのかを教えてくれる羅針盤なんです。
数字を見るのが苦手、という気持ちはよくわかります。
でも、最初は難しく感じても、毎月続けていけば必ず慣れます。
そして、数字が読めるようになったとき、あなたの経営判断の精度は劇的に上がります。
今日から、これらの数字を定期的にチェックする習慣をつけてください。
そして、「課題設定型」の目標設定を心がけてください。
単に「売上を前年比110%にする」ではなく、「リピート率を現在の55%から70%に改善する」「人件費率を現在の40%から35%に是正する」といった、具体的な課題を設定するんです。
そうすることで、取るべき行動が明確になります。
リピート率を上げるためには、施術後のフォローを強化しよう、次回予約を促進する仕組みを作ろう、という具体的なアクションにつながります。
人件費率を下げるためには、売上を上げる施策を打つか、シフトの組み方を見直すか、という選択肢が見えてきます。
数字を味方につけて、安定した利益を生み出すサロン経営を実現しましょう!
あなたのサロンが、この先何年も、何十年も、お客様に愛され続ける場所であるために。
そして、あなた自身とスタッフの皆さんが、安心して働き続けられる環境を作るために。
数字の把握は、決して難しいことじゃありません。
今日から始めれば、3ヶ月後、半年後、あなたのサロンは確実に変わっています!
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