次回の予約を取るのは押し売りみたいとブロックが掛かるのはなぜ？

 

よくサロンオーナーさんからこんな質問を頂きます。

『次回の予約をお伺いするのは、押し売りみたいに思われませんか？』

確かに気持ちはよく分かります。

相手から嫌われたらどうしよう・・・

相手にどう思われるか不安・・・・

おそらくこんな心理が働くからだと思います。

ですが、結論から先に言うとですね？

『リピートすることで得られる効果をご説明し、さらっと聞けば大丈夫！」

ということです。

リピート率が高いサロンとそうでないサロンとの大きな違い。

それが、単にお客様に次回予約をお伺いしてるかどうかの差でなのです！

次回の予約を聞くことは、リピートされるための鉄板条件です。

つまりサロン側が、お客様に聞かれなければ何も始まりません。

押し売りしていると思われるのは嫌だからと言う方もいますが、それはお客様のことを考えているようで、実は考えてはいません。

先ほどもお述べたようにですね？

相手から嫌われたらどうしよう・・・

相手にどう思われるか不安・・・・

こうやって自分の感情を優先しているからです。

本当にお客様のことを考えるならですよ？

肌など良い状態をキープするためには、もう少し通われたほうがいいだろうと考えるはずなのです。

そのお客様にとって、最も良い状態、悩みが解消された状態を保つことこそが、サロンオーナーとしての役割だと思います。

 

お客様がサロンに通う本当の理由とは？

 

お客様がサロンにご予約を入れてお店に通ってもらうのはですね？

つまり、自分の悩みを解消したいからに他ならないからです。

それなのに、1回の施術だけして、今後どうすればいいのかの提案がないとなると・・・

どうでしょうか？

おそらくお客様としては不安になりますし、無視されたものだと思いませんか?

なので、次回のご予約をこちらから提案することが、お客様のことを真剣に考えていることの証なのです！

何の脈絡もなく次のご予約を取るようにしつこく勧めるとか・・・

すごい勢いの熱量で強くお勧めするとか・・・

こういうのは、勧誘とか押し売りと思われても仕方がない部分があります。

そうではなく、プロとしてお客様の今の状態と、リピートすることで得られる理想の未来をしっかりと提案して納得していただくこと。

その上でお客様の負担にならない程度にさらりと聞くことが重要です。

 

次回予約を取るための理由づけを伝える事の重要性

 

先ほどから何度もお伝えしてるようにですね？

サロンに来店してくれたお客様に次回予約を入れてもらうためには、「次回予約が必要な理由を伝える」ことが大切です。

次回予約を入れる必要性を感じてもらえなければ、継続してエステを利用してもらうことはできません。

そのためには施術したエステについて、お客様のお肌の状態から、エステを受けることでどのように肌が変わるのかという点を詳しく説明する必要があります。

「紫外線の影響でお肌がダメージを受けているので、2週間後にお手入れを受けていただくと、肌を元気に回復し、ハリやツヤをキープできますよ！」

といったプロから見たアドバイスがお客様には欠かせません。

お客様の肌の状態を理由に、相手にとってのベストな来店時期を提案することが大事です。

そして次回予約を獲得するにはですね？

エステ前の肌の状態のカウンセリングから、少しずつ準備しておく必要があります。

施術後にいきなりお手入れの必要性や、肌の状態を伝えても、お客様は納得することができません。

むしろそれこそ押し売りみたいなイメージを持たれてしまいます。

なので、まずはエステ前のカウンセリングや施術中の会話の中で、少しずつお手入れが必要な理由を相手に理解してもらうことが大事です！

ここで大切なことはですね？

次回予約を獲得することではなく、お客様ごとの理想の次回来店時期をご提案をすること。

それと同時に、お客様に美しい状態をキープしてもらうために相手のベストな時期にサロンに来店してもらうことです。

プロとして一人一人のお客様に対してですね？

それぞれの肌の状態にあった提案をすることが、納得して次回予約を取ってくださる最大の理由になります。

 

次回予約をお客様から気軽に「YES」を引き出す方法

 

例で説明すると分かりやすいかと思います。

仮に、ここに糖尿病の治療している患者さんがいるとします。

その方が、いつまでたっても血糖値が下がらない状態で悩んでることを想像してみてください。

糖尿病が改善されなければ、どんどん無駄な薬が増えていくかもしれません。

お医者さんがお伺いしたところ！？

その方が治療中にもかかわらず、毎日大量に甘いものを摂取していることが判明しました。

これではせっかくの治療も結果が出せないのはお分かりいただけると思います。

その際に、お医者さんはちゃんと患者さんに対して具体的なアドバイスもしていく必要があるということです。

これは、まさにサロンにも当てはまるかと思います。

サロン側とお客様が、同じ目標を共有し、それに向かって協力しあうことで、施術の効果を高めることができます！

なので、丁寧な説明とお客様の納得がとても重要になるのです。

またお客様の立場からするとですよ？

初めてのサロンで、自分から次回予約を申し出ると言うことが気軽にできるでしょうか?

初回は誰での緊張していて、自ら言い出せないことの方がほとんどです。

緊張しているお客様を前にしても、勧誘と思われたくないから次回のご予約を提案しない・・・・

これは、「そっちから次回予約のことを言ってくださいね！」というお店側のエゴに過ぎません。

施術後と言うのは、お客様がケアの効果を最大限実感してくださっている瞬間です。

この1番のチャンスを見逃してしまうのはもったいないことです。

だからといって、次回予約をしつこく取り付けることをするのはNGです。

そうではなくて、最後までスマートに、お客様をエスコートすることが大事です。

とは言っても、何かしらのお得感や、お客様への感謝の気持ちを表す形があるとですね？

次回予約を提案しやすいのも事実です。

そこで活躍してくれるのが、ポイントカードなのです！

『本日はクーポンサイトのご利用で、20%オフです。』

『このカードの1回目となります。次回は2回目となり、本日と同じ20%オフとさせていただきます。』

『よろしければ、次回のご予約を伺いましょうか?』

こんな流れでサラッと伝えると、相手も予約をしやすくなります。

ポイントカードを導入すると、次回予約を自然と提案することができます。

お客様にとっても、続けて通った方が良いこと、そしてその方がお得だということが伝わりますから予約していただきやすくなります。

 

最後にまとめ

 

お客様が来店すると、お店側としてはどうしても次回予約に繋げたい気持ちが強くなりがちです。

ですが、お客様が次回の予約も入れて帰りたいと考えるのは、「自分にとって価値があるサロンだ！」と感じたときです。

あまりにも次回予約を獲得したいというお店側の一方的な意思が伝わるとですね？

お客様が、「もうこのお店はいいや！」ってなります。

その結果、せっかくの新規のお客様がサロンから離れてしまうので気を付けましょう。

お客様に次回予約を入れてもらうために大事なこと。

それは、次回予約を入れることがお客様にとって『なぜ必要でどんなメリットがあるのか？』ということを伝えることが必要です。

例えが、フェイシャルサロンであれば！？

肌の状態を説明し、どのくらいの時期に、どのようなエステを行うことで、どのような未来を得られるのかをイメージしてもらいましょう。

将来に対する期待をイメージし、それが自分のサロンでないといけない理由に納得できれば、お客様は次回予約を入れたいという気持ちになります。

ぜひお客様のためを思った提案をして、スムーズに次回予約をGETしてください！

 

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