1年中忙しい店なんてありません
どんな業種でもいえることですが・・・
1年を通してすべての時期で安定して売上が上がるということはありません。
でも、多くの経営者の方が
「毎月安定して売上を上げたいのだけれど・・・・」
「ヒマな時期を何とかしたいけどどうすればいいの?」
って悩みを抱えてるわけです。
そしてこうしたヒマな時期にお客さまを増やしたいと思ってですね?
このヒマな時期に一生懸命お客さまに広告やチラシなどでアピールするお店が多いのです。
ですが、実を言いますとそれではあまり効果が期待できません。
ニーズがある時期に宣伝した方がより効果を得られる!
なぜなら、このヒマな時期というのはですね?
そもそもお客さんが購買意欲が薄いとか・・・・
あるいはそのお店を利用する必要性をあまり感じてないからです。
例えばですね?
暑い時期に暑さ対策の商品を扱ってるとします。
こういう商品は、当然6~8月にかけてよく売れます。
ですが、冬の時期には当然売れません。
なので秋や冬のシーズンに一生懸命宣伝してもほとんど無意味だということはお分かりだと思います。
どうせ宣伝するなら、海外の日本とは真逆の気候の国に住んでる日本人向けに宣伝できないかとか。。。
そういったターゲット層へのアプローチ戦略を考えるべきです。
あるいは、冷え性でもう悩まなくてもいいと、女性層をターゲットに健康グッズなどを販売するとします。
こうした商品の場合でも、梅雨の明けた7月の時期にいくらその商品の広告をだしたとしてもですよ?
あまり効果がないのは想像できると思います。
つまり商品やサービスにはお客さまが求めているタイミングが必ずどこかであります。
寒くなってきたから、冷え性で悩む。
あるいは暑い時期だから、暑さ対策グッズがニーズが高まる。
それぞれにマッチしたタイミングに広告をだすからお客さまは、その商品を買いたいってなるわけです。
繁忙期に稼げないお店は閑散期はもっと稼げない
ここでちょっと話を変えます。
例えばですが、ここに12月が繁盛期で、その2ヵ月後の2月は閑散期である料亭屋さんがあるとします。
そのお店の
12月の売り上げが 100万だった場合と
12月の売り上げが1,000万円だった場合
条件が同じだとしたら、2ヶ月後の2月の売り上げはどちらのほうがよい可能性が高いでしょうか?
もちろん答えは後者です。
なんとなく想像はつくと思いますが、売り上げが10倍も違うのだとすれば、閑散期の売り上げも高くなりそうだということがわかります。
つまり、一番ニーズが高くなる12月にお客さまを増やすことができれば、自然と他の月の売り上げもあがるということです。
閑散期の求められていない時期にお客さまを増やすことを考えるより、一番ニーズがあり求められている繁盛期にお客さまを増やすことが、閑散期のお客さまを増やすことにつながります。
なぜなら、もし仮に100人お客さまがいたとしたら、そのうちの数十人はもう1度利用してくれるからです。
つまり閑散期の売り上げを押し上げてくれるのはここでいう『リピーター』の方です。
ある会社のデータでは、お客さまの70%が一回きりのお客さまだというデータがあります。
このことは裏を返せばですよ?
30%のお客さまは2回以上利用しているということになります。
つまり単純計算をすればですね。
お客さまを集めやすい繁盛記に100人集めたとしたら、その内の30人はもう1度利用してくれることになります。
そのリピーターの方々が、閑散期の売り上げを押し上げてくれます。
もちろんそのためにはもう1度来たくなるような店側の効果的な仕掛けが必要なのは言うまでもありませんが。。。
宣伝するタイミングを間違えない重要性
今回私が強く言いたいことはですね。
売るタイミングを意識する、ということです。
タイミングを間違えると、せっかく苦労して色々な宣伝をしたとしても、何の反応もなく、来店も全然なかったなんてことになります。
ですので、あなたの業種で売れる時期。
それを事前に調べて効果的に宣伝を仕掛けるようにしてみて下さい。
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